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要チェック！『保険料率の改定』編～協会けんぽの保険料率が【令和5年3月分(4月納付分)】から改定されます～

2023年2月28日 Category - ブログ, 厚生労働省シリーズ, 社会保険

 

 

こんにちは。アンドディー（大阪の社労士事務所）の安達です。

 

インフルエンザが大流行しています。

どんなに感染対策を徹底していても罹患してしまう可能性があり、まずは食事、睡眠、休息などの生活習慣から見直していこうと思う今日この頃です。

 

さて、今回のブログでは、令和5年3月分（4月納付分）から改定される、全国健康保険協会（以下、「協会けんぽ」という。）の『保険料率』について、ご案内したいと思います。

 

 

改定した内容とは？

 

協会けんぽの『保険料率』は、毎年、3月分(4月納付分)から改定されます。

 

給与や賞与の計算を行う際、健康保険に加入している従業員（以下、「被保険者」という。）からは、健康保険料や介護保険料を控除し、給与等を支給されているかと思います。

 

この「健康保険料」「介護保険料」は、各被保険者の報酬と、『保険料率』をもとに計算されるため、「保険料率が改定されると、保険料額も変わる」こととなり、給与等の計算の際に注意が必要です。

 

協会けんぽの場合、『保険料率』は都道府県の支部ごとに異なり、下記URLより確認することができます。

 

【参照】令和5年度都道府県単位保険料率（協会けんぽHP）

 

 

例えば、大阪府（大阪支部）の保険料率は、令和5年3月分(4月納付分)から以下のようになり、昨年よりも引上げとなっています。

 

 

＜健康保険料率＞

10.29％（令和4年度は10.22％）

 

 

＜介護保険料率＞

1.82％（令和4年度は1.64％）

※介護保険料は全国一律

 

 

具体的な保険料額については、下記URLにて会社の所在地のある都道府県を選択することで、確認することができます。

 

【参照】令和5年度保険料額表（協会けんぽHP）

 

 

 

なお、『給与から控除する「健康保険料」や「介護保険料」の額が変わった時は、いつ支給の給与から控除したらいいの？』と思われた方は、

 

 

当事務所2021.09.30掲載ブログ

「実務のキホン！『社会保険料の控除』編～今月分の保険料、引くのはいつの給与から？～」

をご一読いただけますと幸いです。

 

 

 

まとめ

 

毎年3月分（４月納付分）から料率が変わる、協会けんぽの健康保険料と介護保険料。

 

給与等の計算の際に、料率の変更漏れがないかの確認も必要になりますので、給与計算担当の方はご注意ください。

 

なお、健康保険組合の場合は、各組合健保で保険料率が異なりますので、各組合健保へ確認いただければと思います。

 

その他、社会保険についてご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

 

 

以上、アンドディー（大阪の社労士事務所）の安達でした！

 

 

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